京王電鉄 調布駅付近地下化当日レポート(2) 営業開始編
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調布駅付近地下化当日レポート(1) 準備編の続きです。いよいよ地下区間の営業運転開始が迫って来ました。
地下化した調布駅へ
▲9時20分頃、調布駅入口がオープン!続々と駅構内に人が入っていきます。写真左は北口。
改札前で一旦ストップし、駅員から「改札口は9時25分から入場可能」「一番列車は調整中のため現時点では不明」とアナウンス。
▲そして9時25分、改札が開きました。
▲自動改札機。ピンクの部分はICカード専用。
▲まずは下りホームから。19日はホームドアを開けたまま運用するとアナウンスがありました。試運転がほとんど出来ない状況で、まずは停止位置の合わせ方や、ドアの開け方の手順確認を徹底し、慣れてからホームドアの運用を開始するのだと思います。
▲ホーム先端から橋本・八王子方面を撮影。保線の方が入念にポイントを手入れしています。
▲ホーム先端でも十分広さが確保されています。
▲ホームの発車案内は3段表示。下りの一番列車は9:50の各停 京王八王子行。
続いて上りホームに移動。一番列車は9:40発の各停 新宿行になる模様。
▲9:35、上りの試運転列車が入線(ビデオ映像からキャプチャ)。
▲9:40、地下化された調布駅最初の営業列車が入線。9000系9704F8両編成。やはり先頭車両はすごい混雑…。
このあと、相模原線・京王線から続々と列車が入線。徐々に駅構内の人の数が増えてきました。
▲7000系準特急停車中。
▲新たに追加された表示器。上の●は「定位置停止確認灯」で、ホームドア運用には欠かせない設備。列車入線中は●が点滅、決められた停止位置に止まった場合は●が点灯したままになります。
ひと通り駅構内を観察したところで、いよいよ地下区間を初乗り。国領まで移動します。
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国領駅の様子
▲国領駅到着。島式ホームで、調布駅と同じタイプのホームドア。新宿方はすぐ地上に出るので、写真奥が明るくなっています。
▲国領駅ホーム端から調布方を撮影。断面の丸いシールドトンネルのスタート地点が間近に見ることが出来ました。
▲駅北側に設置された国領駅の仮駅舎。このあと地上の線路・ホームを撤去し、駅舎が建設される予定。
▲調布方のホームを突っ切るように仮設通路が設置され、南側のロータリーからまっすぐ改札へ行く事ができるようになっていました。
▲渋滞ポイントになっていた狛江通りの踏切もこのとおり。小田急バスに乗って何度ここで待たされたことか…。
お次は布田駅へ移動。
フルスクリーン型ホームドアが設置された布田駅
▲布田駅は島式ホーム化。国領駅同様、かなり明るい印象を受けます。
▲布田駅は地下化された3駅の中で唯一フルスクリーン型ホームドアを採用。駅構造がシールドトンネルの間に箱型構体をくっつけた形状で、強度確保のために柱を増やしたついでにフルスクリーン型を採用したのではと言われています。
■京王ニュース2012年6月 No.689 -駅断面図
▲ホームドアの駅名看板と注意書き。フルスクリーン型の採用で静かになるのかなと思ったら、気圧の差による隙間風がかなり大きかったのが気になりました。他にも列車側面の行先表示が確認しにくかったり、フルスクリーン型の思わぬ短所に気付かされました。
▲そんな布田駅ですが、近未来的な駅構内は個人的にお気に入り。twitterに先行投稿したこの画像は30回近くリツイートされていました。
再び調布駅に戻ります。12時を過ぎ、だいぶ混雑してきました。
▲調布駅に入線する上り各停をISO1600・1/50秒で無理やり撮影。タイミングさえ合えば相模原線と同時入線が見られるかも。
▲調布駅の構内図。改札階-上りホーム直通のエスカレーターが一箇所設置されています。
▲改札階に設置されている発車案内。3段表示で、下りは京王線と相模原線の列車を一緒に表示。
帰りはちょうど調布始発の各停が来たので、一区間だけかぶりつきで地上に出る部分を観察してみます。
調布~京王多摩川間を車内から見る
▲トンネル出口。
▲京王多摩川駅手前に新設された渡り線。設置当初はこの渡り線を使って相模原線内各停が折り返し運転をするのではと思われていましたが、架線が張られず、どうやら保線作業に用いられるものと思われます。実際、相模原線各停は調布到着後、つつじヶ丘まで回送で往復するようになりました。
今度は落ち着いた頃にじっくり観察に行こうかな…。ずっと使ってきた地上区間がどう変化するのかも注目です。
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