京王電鉄 調布駅付近地下化当日レポート(1) 準備編
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2012年8月19日、ついに京王電鉄調布駅付近が地下化されました。地下区間での運転が始まる午前10時を前に、切り替え区間の様子をウォッチしてきました。
営業運転開始後は京王電鉄 調布駅付近地下化当日レポート(2) 営業開始編で紹介しています。
工事中の京王相模原線に乗る
早朝の橋本駅から調布方面へ向かいます。
▲改札口のモニターにずらっと並ぶ若葉台行の表示。相模原線は地下化切り替え完了まで、橋本-若葉台(10分間隔)・若葉台-京王稲田堤間(40分間隔)で折り返し運転が行われていました。
若葉台駅で京王稲田堤行きに乗り換え。
▲若葉台駅手前で一旦停止する若葉台-京王稲田堤間の折り返し列車。このあと地上職員の手信号(緑旗)によって発車、若葉台駅へ入線します。この区間列車は9034Fが担当。
▲若葉台-京王稲田堤間は下り線のみを使用する形。そのため、京王稲田堤行列車は逆走するような形で運転されました。
▲京王稲田堤駅では試運転列車(左・9003F)が待機中。京王よみうりランド駅にも試運転列車(9038F)が待機していました。
京王稲田堤から代行バスに乗車
▲京王稲田堤駅からは京王多摩川駅・調布駅を経由してつつじヶ丘駅まで列車代行バスが運行。京王バス・京王電鉄バス・小田急バスを見ることが出来ました。
▲行先表示も用意されています。
▲列車代行バスの走行ルートには、誘導のための警備員や標識が配置されていました。これは目立つ。
線路切り替え地点~調布駅
京王多摩川駅で下車し、切り替え地点まで移動。
▲京王多摩川-調布間の地下線切り替え地点に来ました。沿道では約20人のギャラリーが工事の様子を見守っていましたが、この時点ではほとんどの作業が終わっていたようで、現場は意外と静かでした。
▲地下線切り替え地点のアップ。京王多摩川-調布間と西調布-調布間では地上線をジャッキアップし、下に敷設済みの地下線を京王多摩川側の線路と接続する工法が用いられています。
▲切り替え地点を品川通りとの交差地点からみるとこんな感じ(フェンス外から撮影)。持ち上げられた地上線路が奥に見えます。
▲閉鎖された相模原線調布1号踏切。地下化によって使用されなくなった踏切は線路側にフェンスが設置されています。
▲京王線との合流地点にある調布1号踏切。
▲数時間前まで多くの列車が行き交った平面交差部分。ホーム手前に見える柵は、駅の南北を行き来するための南北通路。
調布駅北口に到着。駅前ロータリーには列車代行バスが続々入線してきます。
▲まずやってきたのは西東京バス。府中-八幡山間のロングラン運用中。
▲こちらは普段調布駅まで見られる小田急バス…ではなく、立川バス。
写真のほかにも西武バス・関東バスなど、多摩地区のほとんどの事業者が代行バスを出していたようです。
▲人影のない調布駅地上ホーム。終電のお見送りもしたかったなぁ…。
▲シャッターの降りた改札口。ホコリの付いた場所にはさよならメッセージが。
地下線運転開始までまだ2時間近くあるので、西調布側の切り替え地点まで行ってみることにします。
▲調布-西調布間の地下線切り替え地点に来ました。持ち上げられた旧線を見ることができます。
▲地下線との切り替え地点のアップ。
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試運転開始
切り替え地点に来たらちょうど上り試運転列車が現場を通過。7028Fが最徐行で地下に入線していきました。
▲西調布側の地下入口を踏切から撮影。地元住民と鉄をあわせて20人近くが試運転列車を見守っていました。
▲ギャラリーが見守る中、二本目の試運転列車(7007F)が通過。
▲現場横には切り替え地点に用いられたとみられるクレーン車や、撤去されたレールが置かれていました。
このあと、下り試運転列車が2本(都営10-370F・7026F)が通過して行きました。
▲下り2本目の試運転列車(7026F)。
試運転列車を見届けたところへ調布駅へ戻ります。1時間前に整備中だった南北通路が整備され、地上の旧ホームを間近で見ることが出来ました。
▲南北通路からホームを見ると、すでに重機が入り込んでいました。数年後、ここにどんな新駅舎が出来るのでしょうか…。
そして9時20分ごろ、調布駅南口が開き、いよいよ調布駅構内に入ります!
以降の記事は京王電鉄 調布駅付近地下化当日レポート(2) 営業開始編で紹介します。
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