「青ガエル」熊本電鉄5000形の引退間近の走りを振り返る
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東急東横線で「青ガエル(旧5000系)」の復刻ラッピング電車が走り始めたそうですが、その青ガエルが最後まで運行を続けていたのが熊本電鉄でした。2016年2月14日に運行終了した熊本電鉄5000形(熊電では「形」を用いる)の最後の活躍を振り返ってみたいと思います。
■2017/09/26 当日撮影した走行動画(Youtube)を追加しました。
1月31日(日)
前日は福岡市内~佐賀競馬場と巡り熊本で一泊、31日は熊本電鉄や熊本周辺の鉄道に乗ることに。引退間近の5000形、撮影者の少ない早朝を狙い上熊本駅へ。
JR上熊本駅の駅前広場の反対側に位置する熊本電鉄上熊本駅。他に撮影者の姿はほとんどない。休日の始発電車は北熊本発7:02発→上熊本7:11着/上熊本駅7:20発→北熊本7:29着とかなり遅めの設定(平日は30分早い)。
7時11分、緑色の車体がゆっくりとホームに入線。本物の青ガエルだぁ。
折り返し準備中、尾灯のついた5000形。撮影者の姿はまだ2・3人ほど。
1両編成で運行するため、反対側は運転台を増設。顔は後付けの平面スタイル。
ワンマン運転用の機器が増設された運転台。マスコンは東芝製。
車内の様子。乗客の増える日中だとなかなか撮影しにくいので始発を狙って正解。窓間等にはイベントで貼られたさよならメッセージの書かれたカードが貼られていました。
5000形特有の丸みを感じられるドア~車端部。
まずは北熊本駅まで乗り通してみることに。北熊本では留置線に01形(元東京メトロ01系)と顔合わせ。
こちらは南海電鉄から移籍してきた200形(元南海22000系)。5000形も一時期はこのカラーリングに塗装されていた。
5000形の走行シーンを撮るために沿線へ。北熊本駅~坪井川公園間の土手から北熊本行きを狙う。
北熊本で藤崎宮前~御代志間の電車と接続し、折り返して上熊本駅へ向かう。
8時30分過ぎの上熊本駅。この時間になると撮影者の姿が目立つようになった。
ドア横に取り付けられた出入口表示。
再び沿線で撮影するために降りたのは池田駅。池田~打越間にはトンネルがあり、この上から5000形を撮ってみる。
坂を登り、トンネルの反対側の出口上へ。熊本市中心部のビル群を背景に上熊本駅へ向かう5000形。
そのまま沿線を北熊本駅方面へ歩き、打越~坪井川公園間へ。坪井川を渡る5000形。
坪井川公園駅へ入線する5000形。9時半を過ぎ、車内は撮影者や地元利用客で立ち席が出る程に混雑。
この日の5000形の撮影はここまで。このあとは北熊本~御代志~藤崎宮前と乗車し、熊本電鉄を完乗。
熊本電鉄5000形走行動画
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2月1日(月)
九州滞在最終日、荒尾競馬場跡へ向かう前に再度熊本電鉄に乗車するため、バスで北熊本駅へ。ホテル近くにあった熊本交通センターは建て替えのため目の前の道路を仮設のバスセンターとして運用。
5000形は日曜日のみの運行予定で、平日のこの日は01形に乗れるはずだと北熊本駅へ。改札を抜けるとそこで見たのは留置線で休む01形と、なぜか運用に入っていた青ガエルの姿。01形狙いの身としては複雑な心境に…。
北熊本で発車待ちの5000形。カエルとくまの共演。当初の運行予定日でなかったことと、平日朝ということもあってか撮影者の姿は無い。
前日気になっていた打越~坪井川公園の直線区間へ。前日の青空から一転、曇り空の下を走り去る5000形を見送る。
前日撮っていなかったドアを車内から。この窓の小ささである。
5000形が走り去ったあとの上熊本駅。走る青ガエルの姿を見て、熊本に来てよかったと実感するのでした。
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