東京都交通局10-300R形「暫定編成」時代を振り返る
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先頭のみ新車、中間車はお古でおなじみだった東京都交通局(都営地下鉄)10-300R形が、2017年2月14日にラストランを迎えました。
今回は10-300R形引退記念?に、2005年~2006年の約2年間見られた「暫定編成」の頃の姿を振り返ってみます。全6編成の写真を…と言いたいところでしたが、10-320Fだけ暫定編成の頃の写真が無く、5編成のみの紹介です。
暫定編成って何?
10-000形の先頭車を置き換えて10-300R形を組成するにあたり、2回の編成組み換えが行われました。
1回目は先頭車のみを新造先頭車に交換。この状態が「暫定編成」で、中間車には2段窓(試作・1次車・2次車)と1段降下窓(3次車・5次車)の2種類の車両が組み込まれ、凸凹感の目立つ見た目をしていました。
その後、車齢の若い中間車(3次車・5次車)のみを集め、更新工事・改番を経て新造先頭車と連結。以降引退までこの編成で走ることになります。中間車は1段降下窓で統一され、スッキリした側面となりました。
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10-310F
▲2005/02/02 橋本 橋本方先頭車(10-319)
▲2005/02/02 橋本 本八幡方の6・7両目(10-011/10-012)は10-000形試作車で、行先・種別表示器が車両中央に設置されている(量産車は車両両端に設置)。
中間車元編成:10-010F
▲2004/09/18 南大沢
▲2004/11/20 橋本
引退に際して取り付けられたヘッドマークには、10-019から10-319へのバトンタッチが描かれていました。
10-330F
▲2005/06/23 京王多摩センター 橋本方先頭車(10-339)
▲2005/10/21 京王多摩センター 本八幡方先頭車(10-330)
10-340F
▲2005/06/19 京王多摩センター 本八幡方先頭車(10-340)
10-350F
▲2006/08/30 笹塚 橋本方先頭車(10-359)
▲2006/08/30 笹塚 本八幡方先頭車(10-350)
▲2006/08/30 笹塚 新造先頭車と既存のMMユニットの連結面(左から10-350=10-181=10-182=…)
10-360F
▲2006/08/30 笹塚 本八幡方先頭車(10-360)
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