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種牡馬1年目のゴールドアクターとご対面~2019北海道・日高の旅 2日目(後編)

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2019北海道・日高の旅 2日目(後編)

新冠での種牡馬見学、午前中にビッグレッドファームで種牡馬生活を送るグラスワンダーに会ったあと、バスで優駿スタリオンステーションへ移動。今年から種牡馬生活をスタートしたゴールドアクターに会ってきました。

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2日目は新冠で種牡馬見学。まずはビッグレッドファームにいるグラスワンダーに会いに行きます。

牧場見学をお考えの方へ

必ず「競走馬のふるさと案内所」Webサイトから、見学ルール・申込方法をご確認ください。このページで掲載している情報は2019年9月時点のものです。

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優駿スタリオンステーションへ向かう

記事の中で紹介しているバスの時刻は2019年9月時点のものです。その後ダイヤ改正を経て時刻が変わっているのでご注意ください。

ビッグレッドファームでの見学を終え、入口前の道路でコミュニティバス「メロディー号」の到着を待つ。数分後、近づいてきたバスに向かって手を上げて合図。乗るときは優駿スタリオンステーションではなく、道路に面した「優駿メモリアルパークまでお願いします」と言うと伝わりやすいかも。

■ メロディー号「若園・大富線」 ビッグレッドファーム13:57→優駿メモリアルパーク前14:50

乗車した「若園・大富線」の午後便は、午前とは逆周りのルート。新冠駅方面からのお客さんたちは泉地区で降り、バスはサラブレッド銀座方向へ。

優駿メモリアルパーク入口

14時50分頃、バスは優駿メモリアルパークの前の道路に到着。優駿スタリオンステーションを見学するには15時までに「優駿記念館」(写真左奥)で受付が必要。左右をよく見て道路を渡り、小走りで正面にある優駿記念館へ。

優駿記念館に入ると、売店のレジの手前に受付名簿が置いてあるので氏名・住所を記入し、見学についての注意事項が書かれた紙を受け取り熟読。

優駿スタリオンステーションの見学の前には「種牡馬見学 – 優駿」と「競走馬のふるさと案内所」で注意事項・最新情報を必ず確認してください。

2019年の見学期間は8月1日(木)~10月31日(木)です。

優駿記念館 ゴールドアクター号展示

見学開始時間まで記念館内を見て回る。今年から種牡馬供用が始まったゴールドアクター・ベストウォーリアの優勝レイなどが展示されていました。有馬記念とオールカマー見に行ったなぁ。

オグリキャップ号馬着

記念館の一角に展示されていたオグリキャップの馬着は2008年11月に東京競馬場へ来場したときに着用したもの。当日はアジア競馬会議の開催記念デーで、オグリキャップ来場の他にジョッキーマスターズも行われるなど、GIデーのような盛り上がりでした。

この日のメインレースであるアルゼンチン共和国杯を勝ったのがスクリーンヒーローで、その息子のゴールドアクターがこの地で種牡馬生活を送る。なにか縁を感じる展示物である。

ゴールドアクターの様子

15時になり、見学者の一行は優駿スタリオンステーションのスタッフに誘導され、高台にある厩舎へ。この日の見学者は約10人。

優駿スタリオンステーション 厩舎

種牡馬のいる厩舎に到着。優駿スタリオンステーションでは厩舎内への立ち入りは禁止で、外から種牡馬を見学することになります。制限時間は30分。さっそくゴールドアクターを探すことに。

ゴールドアクター 優駿スタリオンステーション

ゴールドアクター発見!

おお、食事中でしたか。

ゴールドアクター 優駿スタリオンステーション

しばらく待っていると、食事を終えたゴールドアクターが顔を出してくれました。お久しぶりです。

ゴールドアクター 優駿スタリオンステーション

モーリスとともに2015年のスクリーンヒーロー産駒旋風の中心にいたゴールドアクター。晩年は大敗が続いていたのでしょんぼりしているのでは?と気になっていましたが、穏やかな表情が見られてよかった。

2018年9月、ラストランとなったオールカマーで返し馬を行うゴールドアクター。競走馬引退後、11月に優駿スタリオンステーションへスタッドインし、2019年シーズンから種牡馬供用スタート。

ゴールドアクター 優駿スタリオンステーション

4km先のレックススタッドでは父のスクリーンヒーロー、5km先のビッグレッドファームでは祖父のグラスワンダーが種牡馬生活を送り、まさにグラスワンダー血統のトライアングル地帯。いつか競馬場で3頭の仔が一緒に走るところが見たいなぁ。

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優駿スタリオンステーションの種牡馬たち

カレンブラックヒル 優駿スタリオンステーション

ゴールドアクターの横で顔を出していたのはカレンブラックヒル。今年産駒がデビューし、地方ではアザワクがエーデルワイス賞2着、中央ではオヌシナニモノが新馬勝ちと好調。

ロジユニヴァース 優駿スタリオンステーション

2009年日本ダービー馬ロジユニヴァース。見つけた瞬間「いた…」と声が出てしまった。ある意味幻の馬。

ロジユニヴァース 優駿スタリオンステーション

グラス基地としてはセイウンワンダーとの激闘(?)が懐かしいロジユニヴァース。豪快に草を食らっておりました。

レインボーライン 優駿スタリオンステーション

ロジユニヴァースの隣の馬房で「でもアイツ、あんまり顔を出さないんですよ」と言いたげな表情をしているのはレインボーライン

レインボーライン 優駿スタリオンステーション

姉のアニメイトバイオを応援していたこともあり、毎年注目していたレーゲンボーゲンの仔。天皇賞(春)を勝利した直後に下馬したときはドキっとしたなぁ。

レインボーライン 優駿スタリオンステーション

レインボーラインはステイゴールド産駒ですが、実際に見てみると大変おとなしく、産駒がどんなタイプになるのか今から楽しみ。

シルバーステート 優駿スタリオンステーション
シルバーステート 優駿スタリオンステーション

レインボーラインの横でやんちゃしていたのはディープインパクト産駒のシルバーステート。そんな変顔してもおっちゃんTikTokとかやってないから拡散できないよ(良心)。昨年は種付頭数191頭!

ミッキーロケット 優駿スタリオンステーション

厩舎の反対側へ。2018年の宝塚記念を制したミッキーロケット。馬房の奥でじっとしていましたが、スタッフの呼びかけでちょっとだけ顔を出してくれました。

エスポワールシチー 優駿スタリオンステーション

顔を出す部分に柵が取り付けられていたエスポワールシチー。暴れるのか?

マヤノトップガン 優駿スタリオンステーション

厩舎には種牡馬を引退したマヤノトップガンの姿もありました。かつては優駿記念館横の放牧地にいましたが、今はこの厩舎で静かに過ごしています。

マヤノトップガン 優駿スタリオンステーション

1992年生まれで御年27歳、グラスワンダーより3つ上。年齢を感じさせる顔つきですが、まだまだ元気そうでした。

アジアエクスプレス 優駿スタリオンステーション

朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬アジアエクスプレス。表情をキメてはいるが、口元に草残ってますよ。

この他にも厩舎には多くの種牡馬がいましたが、馬房内で休んでいたりして、見られたのはここまで。

優駿スタリオンステーション

30分の見学時間はあっという間に過ぎ、優駿記念館に戻る時間に。

オグリキャップ号馬像
オグリキャップ号馬像

優駿メモリアルパークに設置されているオグリキャップ像。馬像建立募金とかあったなぁ。

オグリキャップ馬像建立募金 | 競走馬のふるさと案内所

道路に面した優駿メモリアルパークには亡くなった馬の墓碑が設置されています。

今年亡くなったキングヘイローの墓碑。グラスワンダーと同世代、お疲れさまの思いを込めて手を合わせる。

オグリキャップ 顔ハメパネル

観光地らしく顔ハメパネルも設置されていました。みんなもユタカになりきろう!

帰りは本日3度目のメロディー号に乗り、新冠駅を目指します。新冠駅方面へ行くバス(通学通勤便A路線)は17時25分まで来ませんが、優駿スタリオンステーションに来る途中にバスの運転手に「どうせ待つなら16時40分頃に通るA路線の逆方向に行くバスに乗って、そのまま終点で折り返して新冠駅へ向かってみては?」と提案され、逆方向にバスに乗車。

■ メロディー号「通学通勤便A路線」 優駿メモリアルパーク16:40→新冠駅17:35

バスは山間部を抜け、サラブレッド銀座から9km離れた厚別川沿いのエリアへ。車内からはキタジョファームの調教施設を見ることができました。

新冠駅

1時間かけて新冠駅に到着。日高線代行バスで静内に戻り、 2日目終了 。

■日高線代行バス 新冠17:52→静内18:03

初めての種牡馬見学を終え、緊張と感動でドキドキしっぱなし。競馬場では見られない馬の姿を間近に見て、これはまた来なくては!と思うのであった。

間近で種牡馬を見学できる機会を設けていただいたビッグレッドファーム・優駿スタリオンステーションの皆様、新冠町コミュニティバス関係者の皆様ありがとうございました。

3日目は静内のレックススタッドへ向かいます。

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パーフェクト種牡馬辞典2019-2020
栗山 求 (著), 望田 潤 (監修), 競馬道OnLine 編集部 (編集) 競馬主義別冊

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