ビッグレッドファームでグラスワンダーと再会~2019北海道・日高の旅 2日目(前編)
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門別競馬場でのレース観戦を堪能したあと、静内のホテルにチェックインし、2日目(9月13日)の朝を迎えました。2日目は新冠で種牡馬見学。まずはビッグレッドファームにいるグラスワンダーに会いに行きます。
牧場見学をお考えの方へ
必ず「競走馬のふるさと案内所」Webサイトから、見学ルール・申込方法をご確認ください。このページで掲載している情報は2019年9月時点のものです。
コミュニティバス「メロディー号」でビッグレッドファームへ
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記事の中で紹介しているバスの時刻は2019年9月時点のものです。その後ダイヤ改正を経て時刻が変わっているのでご注意ください。
朝7時、JR静内駅前。いい天気。
まずは新冠へ向かうべく、道南バスの「特急ひだか優駿号」に乗車します。バスは浦河から新千歳空港へ向かう長距離便ですが、乗るのは静内→新冠の1区間。
■道南バス 特急ひだか優駿号 静内駅7:16→新冠7:25
静内から9分で新冠に到着。
新冠のバス停は「レ・コード館」の目の前。バスを降りるとハイセイコー像がお出迎え。
すぐそばにセイコーマートがあったのでここで朝食タイム。
レ・コード館の駐車場に止まっていたのが、これから利用する新冠町コミュニティバス「メロディー号」。新冠町民以外でも予約無しで利用できます。
徒歩で新冠駅へ。ここも富川駅同様、待合室とホームが開放されていました。
8時25分頃、先程レ・コード館前で見たメロディー号の「若園・大富線」が駅前にやってきました。メロディー号には専用のバス停がなく、運行ルート上でバスに向けて手を上げて合図を送ると止まってくれます。そして乗車する際に、運転手に降りる場所(施設名)を告げるシステム。ここでは「明和のビッグレッドファームまでお願いします」で伝わりました。
メロディー号「若園・大富線」は午前便と午後便の2便運行。運行日は月曜、水曜、金曜、土曜日(年末年始は運休)。 1回乗車200円。
■ メロディー号「若園・大富線」 新冠駅前8:26→ビッグレッドファーム9:29
バスは道道209号「サラブレッド銀座」へ。右を見ても左を見ても牧場が続く。
新冠から乗車したのは自分ひとり。運転手の話によれば、自分と同じようにビッグレッドファームへ見学でこのバスを利用する人がそこそこいるらしい。
バスは新冠川の西側をひたすら北上。ビッグレッドファームの6km北にある泉地区まで行き、そこから新冠川の対岸に渡って南下、新冠駅方面へ戻るルート。泉を過ぎると、新冠駅方面へ向かう地元のお客さんが数名乗車。
ビッグレッドファームで種牡馬見学
新冠駅から約1時間、9:30にビッグレッドファームに到着。ついに来ちゃったぁ!
ビッグレッドファームの見学時間は午前10時から。その前に時間つぶしを兼ねて牧場周辺をちょっとだけ散策。
道路から見える位置に屋根付きの坂路コースが。
手元の時計で10時になったのを確認し、いよいよビッグレッドファームの敷地内へ。まずは事務所(上写真の左奥)で見学受付を済ませます。
建物を入った正面に名簿の置かれた台があるので、名簿に氏名を書き、下に掛けられているナンバーカードを取って首に掛けます。名簿横に見学に関する注意事項が書かれた紙が置かれているので、1枚取ってよく読んでから移動開始。見学についての詳細はビッグレッドファームの「見学の案内」でご確認を。
ビッグレッドファームの見学の前には「ビッグレッドファーム公式Webサイト」と「競走馬のふるさと案内所」で注意事項・最新情報を必ず確認してください。
ビッグレッドファームの種牡馬たち
事務所を出て奥に進むと、種牡馬が過ごす厩舎が見えてきました。中に立ち入る際にはスタッフへの挨拶を忘れずに。また、馬に近づきすぎないように注意。中では放牧に向けた準備が行われていました。
外から様子をうかがっていたら、早くも放牧地に向かう馬の姿が。真っ先にグラスワンダーが放牧地に向かってしまいました。
慌てず騒がず、まずは厩舎内の見学を優先することに。1頭ずつ馬房から出され、放牧前のお手入れが行われています。写真はアグネスデジタル。
馬房の外に顔を出していたのはジョーカプチーノ。馬房の割り当てはグラスワンダーのお隣。
放牧に向かうロージズインメイ。ここ最近父スクリーンヒーロー×母父ロージズインメイが好調ということもあり、大変ありがたい存在。
ジョーカプチーノと反対側の馬房にいる芦毛はゴールドシップ。初年度産駒が札幌2歳ステークスでワンツーフィニッシュを決め、来年のクラシック戦線が楽しみに。
水の入った桶の周りにカイバを散らしてちょっとずつ食べるゴールドシップ。カイバがもんじゃ焼きの土手のように見える。
受付から厩舎に来た見学者の大半が、ゴールドシップの馬房の前に立って顔を出すのを待つという光景が繰り返される。種牡馬になっても大人気。
ゴールドシップの隣は海外帰りのダノンバラード。凛々しい表情をしているが、直前まで寝ていたため顔のあちこちに寝藁が……。
このほかにもビッグレッドファームではアドマイヤマックス・ダノンシャンティ・ロサード・コスモバルク(功労馬)などが繋養されています。
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再会!グラスワンダー
それではグラスワンダーの待つ放牧地へ。
見学エリアの北端、広い放牧地の木陰で草を食べている馬の姿。間違いない。
お久しぶりです、グラスワンダー父さん!
2014年7月の函館競馬場でのお披露目イベント以来、5年ぶりの生グラスワンダー。当時はまだブリーダーズ・スタリオン・ステーション所属でした。
朝から草を食べ続けるグラスワンダー。噂通りずーーーーっとお食事されていました 。直前に寝転がっていたので顔に泥がついているのがまた良い。
ふと顔を上げたかと思えば
再び頭を下げ、黙々と草を食べ続ける。そのまま放牧地の奥へ。
他馬の撮影をしてから再びグラスワンダーのもとに戻ると、放牧地の一番奥で座り込んでいて、今にも寝てしまいそうな表情。
奥の放牧地にいた若駒たちも24歳現役種牡馬のウトウト姿に興味津々。
「残暑お見舞い申し上げます」の一文が合いそうな構図。撮影したの9月に入ってからだけど。
お休みタイム突入
数分後、立ち上がってくしゃみ一発へっくしょん。
凛々しく立ち姿をキメているけど鼻水出てますよ。あと体に草付いてますよ。
再び草を食べ始め、いま来たルートを引き返すように進み始めたグラスワンダー。いつまでも元気でいてね。
帰り際にグラスワンダーの馬房へ。各馬の馬房にはファンから送られたと思われるお守りが掛けられていました。
あっという間に3時間が経ち、バスで次の見学地である優駿スタリオンステーションへ向かいます。
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