私のドキュメント日本ダービー待機列
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NHK「ドキュメント72時間」で日本ダービーの徹夜組に密着した「日本ダービー大行列」が7月6日に放送される……予定でしたが、大雨による特別編成のためお休みとなってしまいました。
番組を楽しみにしていた人(と自分)に向けて、実際に日本ダービーに前日から並んだ記録をまとめました。
なぜ並ぶのか?
今年は12万人近い観客が詰めかけた日本ダービー。当然場内は大混雑なわけで、行くタイミングが悪いと人混みの中から馬が走るところを見なくてはならない。実際大変!
それなら指定席を申し込めばよいのでは?
指定席の抽選が当たんねぇんですよ(泣)
ということで自由席に座ってゆっくり観戦するために早くから並ぶのです。
特に今年はスクリーンヒーロー産駒のジェネラーレウーノが皐月賞でいい感じの走りをしてくれて、グラスワンダーの系統からダービーを勝つ馬が出るのではという期待度が過去最高に高まっており、何が何でもダービーは現地で見る!と決めていたのでした。
どこに並ぶか?
東京競馬場には西門(府中本町駅側)・正門(府中競馬正門前駅側)・東門(東府中駅側)・南門(中央自動車道側)と4ヶ所の入場門があります。この中でゴールに近い西門・正門に多くの人が並ぶ傾向があり、今回は西門に並びました(過去2回正門側に並んだ経験あり)。
▲写真は西門。1階と2階にそれぞれ入口があり、2階は府中本町駅と連絡通路で結ばれている。
実際に並んでみた
東京競馬場に向かったのはダービー前日の13時頃。本当は朝から並ぼうと思っていたのですが、なんか起きたら9時過ぎてて……(愕然)。
府中本町駅から西門2階に通じる連絡通路の両側にはすでに多くの徹夜組が並んでいます。
列は西門側(写真左手前)から壁沿いに府中本町駅方面(左奥)へ伸び、途中で折り返して通路の反対側に移って写真右奥→手前に伸びている状況。
列最後尾の看板は車輪付きで、新たに並ぶ人は看板を後ろに動かすというセルフサービス方式。
シートを敷いたらあとは開門前まで他所で休憩……というわけにはいかず、列の伸び方によっては無人のシートを撤去する「列整理」が行われます。実は並び始めるちょっと前に列整理があったばかりで、それを警戒してか列に並んだままの人が意外と多い。
NHK設置の固定カメラ君はすべて見ていた(ババーン!)
待機列で待っている間にもNHKの撮影クルーが何度か目の前を往復していました。ドキュメント72時間の撮影に遭遇するのは2015年夏コミのコンビニ密着回以来。その時は映っていなかったが今回は…?
最終レースが終わり、競馬場内の観客がほぼ退出し終わったところで列移動。通路の大半を使いシートを敷き直します。このとき、あとで寝ることを考えて最低でも人ひとりが横になれるスペースを確保するのがポイント。ある程度列の整理が終わると、JRA職員さんから注意事項等が説明されて朝まで待機となります。
…とはいえ、ずっと並んでいるわけにはいかず、食事や入浴のために一時的に列から離れます(移動はあくまでも自己責任で)。
徹夜のお供といえば寝袋。地面にレジャーシートを敷いただけでは地面が硬すぎて眠れないのです(過去に経験あり)。あと5月の府中は朝晩ともにまだまだ寒く、油断して半袖Tシャツだけだとブルブル震えながら朝を待つことになります(これも経験あり)。おやすみなさい…。
朝5時前、目が冷めてトイレに向かおうと階段を降りると、1階の方の待機列は早くも列整理(写真左奥)が行われていました。
通路から見るダービーデーの日の出。
開門が近づくと大量のJRA職員と警備員が登場し、待機列を細かく区切って移動に備えます。
その後7時20分に開門を迎え、よくテレビなどで映る「開門ダッシュ」となるわけですが、すっ転ぶ人も結構いて危ないのと、普段から運動不足故に自分は小走りでスタンドへ。
ゴールを見下ろせるポジションをゲット。このあと更にゴール近くの座席に移動し、ダービーの発走を待ちます。
15時40分、第85回日本ダービー発走!
あれから1ヶ月、いまだにダービーについての感想が自分の中でまとまらず。ジェネラーレウーノはなぜあそこまで大敗してしまったのか?秋には華麗に復活してくれることに期待したい。
ワグネリアン&福永騎手、ダービー制覇おめでとう!
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