札幌競馬場で出会ったグラスワンダー産駒たちと札幌2歳ステークス編 2016札幌~水沢遠征記 第2回
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(前回のちゃばライブ!)スクリーンヒーロー来場イベントに参加するため、札幌に前日入りした茶畑相談役。すすきののど真ん中のカプセルホテルで一夜を過ごし、9月3日(土)、いよいよ札幌2歳ステークス&スクリーンヒーロー来場イベント当日。ドキドキしながら札幌競馬場へ向かう。寝不足気味で夕方の来場イベントまだ体は持つのか?
初めての札幌競馬場
朝8時、札幌駅の隣、桑園(そうえん)駅で下車。札幌競馬場への無料送迎バスは9時から運行開始なので、徒歩で競馬場へ。駅前のコンビニや周辺の歩道は、競馬場へ向かうお客さんで早くも混雑気味。
人の流れについていくこと10分、札幌競馬場に到着。入場ゲート前はすでに行列が。
札幌競馬場の応援幕事情
開門前から並ぶ理由は「応援幕を出すため」。この日がグラスワンダー産駒の出走があったので、札幌まで応援幕を持ってきました!
札幌競馬場の応援幕受付場所はパドックそばにあるインフォメーション(入場ゲートそばの総合インフォメーションではない)。開門後、急いで受付場所に向かうと、「応援幕受付」の文字と幕を抱えた人たちの列が。申請書の様式は東京競馬場で書くものとほぼ一緒でしたが、上部の記入欄と下部の注意事項欄が切り離されていて、応援幕申請が終わると注意事項のほうを渡されるシステムになっていました。
受付後、応援幕の掲出位置について確認したところ、「空いているところへどうぞ」とのこと。パドックに向かうとちょうど真ん中あたりが空いていたのでそこに幕を張り出す。柵の内側にいた警備員さんが「先に貼ってある幕に寄せてね」と指示を出してくれた上に、端のヒモを結んでもらい大助かり。「グラスワンダー?懐かしいねぇ。だいぶ歳行ってると思うけどまだ種牡馬やってるんだ?」なんて言われたりしながら幕の掲出完了。
掲出した幕はこんな感じ。内側に立っている柵に被ってしまうのは仕様。
応援幕の種類を見ると、騎手・調教師・生産牧場の幕が圧倒的に多く、馬・種牡馬の幕は少なめ。トラスト出走&スクリーンヒーロー来場ということで、東京などでよく見るスクリーンヒーロー産駒幕も掲出されていました。
グラスワンダー産駒&孫たち
マイネルレーニア(父グラスワンダー)
誘導馬のマイネルレーニア号。スクリーンヒーローと同じグラスワンダー産駒で、生まれ年も同じ2004年。トウカイパラダイス・ゲームフェイスとともに前半のレースを担当。
フレンチジェンヌ(父グラスワンダー)
4Rの3歳未勝利戦に、この日唯一のグラスワンダー産駒フレンチジェンヌが出走。残り少ない未勝利戦、なんとか勝ち上がってもらいたい。
スタートから馬群の先頭でペースを刻むフレンチジェンヌ。最後の直線に入ると後続との差を広げるが、外からインジャスティスがグングン伸びてきて2頭並んで入線。
勝っていてほしい…しかし無情にもフレンチジェンヌは2着。残念。
ヤマカツグレース(母父グラスワンダー)
5Rの2歳新馬戦(メイクデビュー札幌)は、ヤマカツマリリンの仔ヤマカツグレースが出走。母ヤマカツマリリンもスクリーンヒーロー・マイネルレーニアと同世代。単勝1.7倍と支持を受け、いざレースへ。
スタートで出遅れるも、すぐに馬群中団へ追いつき、レースを進めるヤマカツグレース。4コーナーで外に膨らみながら最後の直線に入ると、併走馬を突き放してゴール。人気に応えて新馬勝ち。
ココロノキャンバス(父スクリーンヒーロー)
この日札幌で2頭出走するスクリーンヒーロー産駒の1頭、ココロノキャンバス。未勝利馬ながら500万下に格上挑戦し、残念ながら最下位。
マイネルスケルツィ(父グラスワンダー)
後半のレースになると、誘導馬はマイネルレーニアからマイネルスケルツィにバトンタッチ。この馬はスクリーンヒーローの1つ上の世代(2003年生まれ)。
第51回 札幌2歳ステークス(GIII)
本日のメイン、GIII札幌2歳ステークス。スクリーンヒーロー産駒のトラストは5番人気。前走のクローバー賞は出遅れ、道中も引っかかりながらなんとか2着を死守というレース。そこから中1週、パドックを周回するトラストは落ち着いているように見える。
本馬場入場でもチャカつくような仕草は見せず、スタート方向へ。
レース発走直前、ターフビジョンにはスクリーンヒーロー来場イベントの告知が。トラストよ、父に新たな重賞タイトルをプレゼントしてくれー。
今年最後の札幌の重賞ファンファーレが鳴り、各馬ゲートの中へ。緊張の一瞬。
今回は好スタートを決めたトラスト、そのまま先頭で馬群を引っ張る。人気のタガノアシュラ・ディープウォーリア等は後方待機。
最後の直線、後続との差を徐々に離すトラスト。「行け!行け!トラスト行け!」と叫びながらシャッターを切リ続ける(おかげで構図はぐちゃぐちゃ)。そのまま後続の追撃を振り切りゴール。
トラスト、札幌2歳ステークス制覇!
レース後、口取り前のトラスト。
父スクリーンヒーローが来る日に重賞を勝つなんて……もうこれだけで感無量。札幌に来てよかった!!ありがとう柴田大知騎手、ありがとう河津師、ありがとう岡田総帥…。
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