まもなく建て替え 築76年のJR相模線番田駅駅舎を観察
記事内にアフィリエイト広告が表示される場合があります
相模線で上溝から南に行く機会が年に2・3回しかない男、茶畑相談役です。
2017年8月24日、JR東日本横浜支社から「相模線番田駅の駅舎が新しくなります」というプレスリリースが発表されました。1941年完成、築76年の現駅舎をリニューアルし、2018年春に新駅舎での営業を始めるという内容。9月上旬から工事が始まるということで、現駅舎が姿を留めている内に駅舎の様子を見に行ってきました。
■[PDF]相模線番田駅の駅舎が新しくなります(JR東日本)
■JR相模線の番田駅、相鉄時代の駅舎をリニューアル | レスポンス(Response.jp)
■番田駅 木造駅舎を改築 | さがみはら中央区 | タウンニュース
JR番田駅
【よみ】ばんだ Banda
【住所】神奈川県相模原市中央区上溝
【開業】昭和6年4月29日
【乗車人員】3,643人(2014年度)
(JR東日本公式サイトの情報による)
番田駅駅舎
JR番田駅の駅舎は木造平屋建て。9月上旬から工事開始とありましたが、9月16日(訪問日)時点で目立った外観の変化はありませんでした。
茅ヶ崎方の駅舎側面。
橋本方の駅舎側面。駅舎は丁字路(T字路)の突き当りに位置し、駅前に路線バスは乗り入れていない。
新潮社Web日本鉄道旅行地図帳 BLOG 悠悠自鉄の記事「相模線駅舎を愛でる旅、温故知鉄(2014/03/25)」に昭和59年頃の番田駅駅舎の写真が掲載されています。当時の駅舎は白い壁に黒い瓦屋根、駅前に小さな植え込みがありました。
駅舎の正面から伸びる通り。奥に見える県道46号線へつながる。
駅舎に取り付けられた国鉄時代の建物財産標。「本屋」は駅舎(駅の機能が集合した建物)のこと、下の「昭16年4月29日」は駅舎の完成日と思われます。
駅舎内部。番田駅は2016年春に無人化されており、改札にはSuicaの簡易改札機(JR東日本)(入場用)が2機。窓口は閉鎖されています。
券売機はSuica対応のものが1機。かつては2機ありましたが、1機分のスペースを潰して「運行情報・時刻表」表示モニターが設置されています。
■JR相模線「運行情報・時刻表」モニター稼働開始 | 橋本充電中
こちらは改札内から駅舎側を見た様子。簡易改札機は入場・出場ともに2機ずつ設置。
出口に設置された「ばんだ」の駅名板。新駅舎完成後は撤去されてしまうのでしょうか。
駅舎とホームを結ぶ跨線橋に掲出された新駅舎工事のお知らせ。工事は駅舎のみで、エレベーターや跨線橋はこれまで通り使用できるとのこと。駅舎正面にある車いす用スロープが茅ヶ崎方から橋本方に移設されるようです。
【スポンサーリンク】
番田駅ホーム
番田駅のホームは1面2線。日中はここで上下列車が行き違い。写真奥が茅ヶ崎方。
同じ位置から橋本方面を見た様子。エレベーターは2011年4月に新設されたもの。
ホームから駅舎を望む。
ホーム茅ヶ崎方は屋根がない。停車中の205系500番台(R8編成)茅ヶ崎行きは橋本行きとの行き違い待ち。
駅構内には保線用線路が設置されていますが、保線用車両は常駐していません。
次回は新駅舎完成後に立ち寄ってみたいと思います。
この記事のタグ
タイトル&URLをコピーする▼
まもなく建て替え 築76年のJR相模線番田駅駅舎を観察|橋本充電中 - https://jyuden.com/gokinjyo/201709bandastation/