7年半ぶり開催の姫路競馬場へ行く(2020冬の西日本旅-1)
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毎年恒例冬の競馬場めぐり。今回は7年半ぶりにレース開催が復活した姫路競馬場と、非開催日の金沢競馬場へ行ってきました。三夜連続高速バスの旅、私の腰とケツは耐えることはできるのでしょうか?まずは姫路競馬場へ向かいます。
高速バス「VIPライナー」で関西へ
旅の始まりはバスタ新宿から。最近は飛行機旅がメインだったので、バスタ新宿から出発するのは中京遠征をした2017年夏以来2年半ぶり。バスタに着くとちょうど「キング・オブ・深夜バス」こと、はかた号福岡行きが発車するところに遭遇。一度乗ってみたい。
今回利用したのはVIPライナーの「VIPライナー5便(グランシア)」京都・大阪・神戸三宮行き。リクライニングを倒しても後ろの座席に影響しない構造なので、最大角度まで倒して爆睡。4列シート車でしたが、運良く(?)隣が空席。
各座席にモニターが装備されていて、USBコネクターからスマートフォンの充電も可能。ただし出力電流が弱いのか充電速度はスロー。
道中海老名SA・浜松SA・草津PAでトイレ休憩があり、朝8時20分頃にJR三ノ宮駅そばに到着。阪神淡路大震災から25年、1月17日の朝に神戸の地に降り立つことになるとは。
三ノ宮からはJRの新快速で姫路へ。東京から直接姫路へ向かうバスもありますが、神戸三宮行きのほうが便数も多く、時間や価格も選択肢の幅広いので今回はバスで神戸三宮→鉄道で姫路へ向かうルートとなりました。
姫路競馬場無料送迎バスに乗る
JR姫路駅の姫路城口(北口)を出て、正面に見えるは姫路城。その姫路城の正面へ伸びる大通り沿いに姫路競馬場への無料送迎バス乗り場があります(写真の赤矢印、トラックの奥あたり)。
姫路競馬場行き無料送迎バス乗り場。9時45分発の始発便は発車5分前の時点で座席が埋まり、立ち客が出るほど。
送迎バスは15分ほどで姫路競馬場の正入場門前に到着。直後に開門し、先に並んでいた観客含め続々と競馬場内へ。入場券の発売はなく、入場無料でした。
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姫路競馬場内の様子
スタンド全景。4階(上から2段目)は卓球台などを備えたスポーツ施設「ひめたんスポーツクラブ」。
コースからスタンドまでは緩やかな傾斜がついています。
スタンド2階からの眺め。馬場内側の大半は近隣河川の洪水を防ぐための調節池になっていて掘り下げられています。通常時はサッカー・フットサルのグラウンドとして開放。
スタンド2階から見たパドック全景。遠くに姫路城が見えるロケーションで、パドック中継でも全馬紹介の後に姫路城を映していました。
パドックで出走馬以上に(?)注目を集めていたのが出馬表の独特な字体。開催初日から話題に。
園田名物の明石屋のたこ天(下)は姫路でも食べられます!甘めのタレとの相性が最高。上はちくわ天。
レース観戦
この日は1Rから気になる馬がいたのでさっそくパドックへ。その馬はサクラメガワンダー産駒のアワジノオトメ。デビュー時は300kg台で走っていた小柄な馬で(現在は420kg前後)、キャリア100戦を超えてもまだまだ現役。
アワジノオトメは好スタートを決め、逃げ戦法からの3着。勝ったのは1番スカイノブランチ。
観客エリアの最前部は段差になっており、立ち入りができないようにコーンが立てられていましたが、観戦や撮影には影響なし。コースから少し高い位置での観戦になるため、レース写真を撮ると上から見下ろすような構図で撮れるのが新鮮。
続いて2Rにはシースナイプの3番仔、メグスタサンライズが出走。
メグスタサンライズは中団から上位進出できず8着。ゴール前で接戦を繰り広げて僅差で勝ったのは10歳馬サクラガオカ(5番)。実は休止前の姫路を走ったことがある馬。記念に単勝を買ったところ、これが姫路での初的中に。
4コーナー側に移動すると1400m戦のスタートを間近で見られます。イオン看板の存在感。
内を避けて走る馬が多い中、このレースでは芦毛のメイショウミチノクがイン強襲。あっという間に先頭に立ちそのまま1着でゴールというインパクトあるレースを披露。
この日のメインレースはB1クラスのJA兵庫西アグリドリーム賞。1番はグラスワンダー産駒メッサーウイング。JRAで1勝したのち兵庫に移籍し3勝。
5番はスクリーンヒーロー産駒イーリス。ここまで園田で5勝。
メッサーウイング・イーリスは残念ながら上位に入れず。勝ったのは1番人気のコスモバレット(7番)。この日はクラス問わずゴール前で接戦になるレースが多く、周囲を含めて大盛りあがり。
あっという間に最終レースまで終わり、姫路競馬再開後の最初の3日間開催が終了。来年度は開催日増えるかな?
次の目的地へ
行きは姫路駅からバス利用でしたが、帰りは電車で姫路へ向かいます。競馬場から見えていたイオンの横を通り、徒歩12・3分でJR播但(ばんたん)線の野里駅に到着。
播但線は1時間に2~3本の運転。利用する際には事前に時刻を調べるのをオススメします。
再び姫路駅前へ。ライトアップされた姫路城、大変よい。
山陽・阪急と私鉄を乗り継いで大阪梅田に到着。食事等々を済ませてJR高速バスターミナルへ移動。
2夜目の高速バスは金沢行きの「百万石ドリーム大阪81号」(西日本ジェイアールバス)。いざ、北陸へ!
つづく
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