JR東日本が整備活用を発表した旧万世橋駅遺構ってどんな場所?
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7月3日、JR東日本が中央線神田~御茶ノ水駅間の旧万世橋駅遺構を整備活用すると発表しました。
■中央線神田~御茶ノ水間の赤レンガ高架橋に新たな名所が誕生します![PDF](JR東日本)
交通博物館跡(2006年閉館)に建設中のJR神田万世橋ビルに隣接する旧万世橋駅駅跡を整備活用し、線路下のレンガアーチ部に商業施設、神田川沿いに親水デッキ、そして旧万世橋駅ホーム跡に屋外デッキと展望カフェを整備するという内容。開業は2013年春~夏予定。
旧万世橋駅は普段は立ち入ることが出来ない場所ですが、2006年の交通博物館閉館前に見学イベントが行われ、駅構内やホームの様子を間近で見ることが出来ました。その時の様子を写真付きで紹介します。
旧万世橋駅遺構の見学は事前予約が必要で、この時は朝10時からの見学会に参加。受付を済ませ、ガイトさんの案内で博物館内から旧万世橋駅へ入ります。
▲まずはレンガアーチの内部を見学。ここで万世橋駅の成り立ちを紹介する映像を見たあと、しばし撮影タイム。レンガの間から緑色の橋桁が見えます。
▲ホームへ上がる階段。説明によると、戦時中の金属供出で階段先端の滑り止めが剥がされてしまったそうです。
▲ここが旧万世橋駅ホーム跡。ドーム状の見学スペースから御茶ノ水駅方面を眺めます。
▲反対側(神田方)。正面に肉の万世のビルが見えます。この頃の中央線は201系天下で、E233系が導入され始めるのはこの7ヶ月後(2006年12月)のこと。
▲そして特別展示として、DD51+24系客車が留置されていました。寝台特急出雲がモデルか。
▲交通博物館は2006年5月14日に閉館し、鉄道に関する展示は2007年10月に開館した鉄道博物館(さいたま市)が役目を引き継ぐことになりました。写真に写っている9850形9856号機とC57 135号機も鉄道博物館に移設されています。
▲万世橋から見たレンガアーチと24系客車。このレンガアーチ部分に商業施設が入り、神田川沿いにデッキが整備される予定。
▲ライトアップされたレンガアーチ(交通博物館閉館日に撮影)。数年後、果たしてどのような形に生まれ変わるのでしょうか。
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