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2012エプソムカップ -春の東京ラストはグラス祭り-

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2012年エプソムカップ
いやぁいい天気でしたね。午前中は。

春の(といっても開催上は夏開催ですが)東京開催ラストを飾るエプソムカップメイショウカンパクシルクアーネストと、注目のグラスワンダー産駒2頭が出走しました。

■写真公開中
この記事に掲載しきれなかった写真をフォト蔵アルバムで公開しています。
20120610エプソムカップほか - 写真共有サイト「フォト蔵」

5R 新馬戦

今年から始まった2歳夏の東京新馬戦。この日は芝1800m戦で13頭が出走。

5R メイクデビュー東京 トーセンレディ
▲勝ったのはトーセンレディ。ブリーズアップセールで最高額(4200万円)を記録した馬。セイウンワンダーやモンストールのように、早いうちにサクっと重賞勝っちゃうかも?

8R ファイナルフォーム

この日、一番の注目を集めることになってしまった?8R(3歳上500万)。前走、上がり32.6という驚異的な時計を出して前に届かなかったファイナルフォームが1番人気。

8R ファイナルフォーム 8R ファイナルフォーム 入線直前
▲この日も後続から追い込み、全馬かわしてそのままゴール…する手前で急に外によれ、後ろから来たランパスインベガスの進路を妨害。

ゴール手前の映像を見て、自分も周囲も降着を確信。ところが入線順で確定、以降一騒動が起こることに。

その後→小島 茂之調教師からの不服申立てについて|JRA

エプソムカップ

レースは2年ぶり出走のレッツゴーキリシマ(セイウンワンダーとともに馬の温泉で屈腱炎の療養に励んでいた)が逃げ、マイネルスターリーとトーセンレーヴが2番手、以下各馬が縦長の馬群で追走。最後の直線に入るとトーセンレーヴが抜け出し、6番手にいたダノンシャークが前に襲いかかるが、トーセンレーヴにわずか届かずゴールイン。馬場が荒れ、各馬が内ラチ沿いから離れたところを走る中、マイネルスターリーだけが道中内ラチぴったり、最後の直線も内目で粘って3着。

エプソムカップ 1着トーセンレーヴ 2着ダノンシャーク
▲ゴール直後の様子。トーセンレーヴは重賞初制覇。

エプソムカップ シルクアーネスト 本馬場入場
▲シルクアーネストは5着。外枠で位置取りに苦心したと池添騎手。直線内目で伸びかけましたが前に届かず、外のダノンシャーク・セイクレットレーヴに交わされながらもなんとか掲示板入り。ベストは1600mか。

エプソムカップ メイショウカンパク 本馬場入場
▲メイショウカンパクはほぼ最後方から追走。コーナーのインをついてポジションを上げたが、直線では伸び切れず7着。

騎手コメント:
【エプソムC】ダノンシャーク「イメージしていた以上だったが…」 |競馬ラボ

上位3頭が前目での競馬だったのに対し、後方からレースを進めたグラス産駒2頭は展開が向かなかったなぁ。しかし2頭とも上がりタイムはメンバー中上位で、一定の能力は示せたか。2頭の次走は未定ですが、シルクアーネストはマイルになった中京記念、メイショウカンパクは新潟記念が向きそうかなと。

記事が長くなったので、馬場開放については別記事でまとめます。

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