カネヒキリ引退ほか競馬の話題
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屈腱炎再発でカネヒキリが引退、今後は種牡馬に(競馬ラボ)
写真:2年4ヶ月ぶりに競馬場に戻ってきたカネヒキリ(2008年武蔵野ステークス)
ケガによる二度の長期療養を跳ね除けGI6勝、ダートのトップホースだったカネヒキリが、新たに左前足の屈腱炎を発症、引退することが発表されました。
自分が競馬を見始めた頃、カネヒキリは11ヶ月目。ぼんやりと「ダートで強い馬」という認識はありましたが、実際にカネヒキリの走る姿を見ることになったのはさらに1年5ヶ月後、武蔵野ステークスでのことでした。
写真:武蔵野ステークスのパドックに現れたカネヒキリ。ユビキタスに次いで2番人気に。
2年以上のブランクがあったものの2番人気と支持を集めたものの、レースでは馬群に包まれ、9着と大敗。しかし次走のジャパンカップダートで勝利、その後ダートGIを連勝して「こんな強い馬だったんだ!」と強く印象づけられました。2009年かしわ記念で骨折し、1年の休養後、2010年帝王賞で復活。ラストランになったブリーダーズゴールドカップでは4歳馬シルクメビウスの2着。中央・地方・海外で23戦12勝2着5回。種牡馬での活躍に期待します。
新潟2歳ステークス
ディープインパクト産駒最初の重賞という報道がちらほら。自分はアニメイトバイオの妹、ホーマンフリップ(父フジキセキ)に期待していましたが、ゲート入りで暴れ、脚を後ろの扉にひっかけてしまうアクシデントで競走除外。JRAでの発表では「右肩跛行を発症」とのこと。
レースはマイネイサベルとマイネルラクリマのマイネル決着。2頭出走したディープインパクト産駒ではレッドセンイツが内から差し込み3着。もう一頭のサイレントソニックは、向こう正面で1番人気のクリーンエコロジーが下がってきた(前の馬に近づきすぎた?)影響で後退、その影響か6着まで。
勝ったマイネイサベルの父は新種牡馬テレグノシス(父トニービン)。初年度の種付け頭数は46頭。
小倉2歳ステークス
こちらは1200m戦。一番人気は前走フェニックス賞2着のブラウンワイルド(父ワイルドラッシュ)、二番人気はフェニックス賞1着のシゲルキョクチョウ(父オンファイア:ディープインパクトの弟)と、前走の結果から逆転。逃げタイプのキョクチョウより差し足のブラウンワイルドが支持された形に。
レースは予想通りシゲルキョクチョウが逃げ、直線に入りさらに後ろを突き放す。馬群の中から抜けたブラウンワイルドが迫り、並んでゴール。わずかにブラウンワイルドが差しきり1着。シゲル軍団は1995年セイユウ記念のシゲルホームラン以来の重賞制覇ならず。もう一頭のシゲル軍団、シゲルシャチョウは7着。
勝ったブラウンワイルドの父はワイルドラッシュ。パーソナルラッシュ、トランセンドなど、ダートでの活躍馬が多い中、初の芝での重賞勝ち。
岩田騎手落馬
土曜札幌1R、発走後岩田騎手が落馬、左足関節外果骨折、右鎖骨々折、頭部打撲の大怪我。審議コメントは「外側および内側の複数の馬のわずかな動きによるもの」で失格馬無し。
日曜のレース後、藤田騎手がお見舞いに行った模様をブログで紹介(元気じゃないが…|藤田伸二オフィシャルブログ「藤田伸二の男道」)。首を固定され、足首もギプスという痛々しい姿。一日も早い回復と復活を祈ります。
そのほか
新馬戦では日曜札幌でルルーシュ(父ゼンノロブロイ)がデビュー勝ち。土曜札幌の日高特別(1000万下)ではリリエンタールが勝利など。
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