雨の中の決戦 第78回日本ダービー観戦記
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雨の中行われた第78回日本ダービー(東京優駿)は、オルフェーヴルが優勝、二冠達成しました。悪天候とはいえ年に一度、馬たちにとっては生涯一度の決戦。朝から張り切って観戦してきました。
朝9時、東京競馬場到着。午前中の人では昨年よりかなり少なくやや寂しい感じ。まずはパドックへごー。
やってやるです!オールアズワン
札幌2歳ステークス勝ちのオールアズワンも近走はいいとこなし。濡れた馬場で一発逆転を狙ってヤッテヤルデス!
今回はミントジュレップの販売が行われました。アメリカ・ケンタッキーダービーではオフィシャルドリンクとして場内で売られるミントジュレップ、それを東京でも味わってみようという試み。
さっそく1杯購入。朝からアルコールなんて初めて、もう何も怖くない!と、ごくごく。シャーベット状の氷でひんやり、アルコールも思ったよりキツくなく、飲みやすかったです。コップには歴代ダービー馬の名前が書かれていて、もちろん洗って持ち帰りました。
ダービーでデボネアに騎乗するため来日した世界的名手、ランフランコ・デットーリが2Rから登場。デボネアを含む8鞍騎乗で、まずは2Rアルベルティに騎乗。
東京2R、アルベルティは立ち上がるようにスタートを切り、後方からのレース。しかし道中、じりじり前に上がっていくと、直線では後続を離して快勝。デットーリの妙技に朝から大歓声。
1コーナー側を見渡してみるとこんな感じ。雲の流れが早く、雨は強くなったり弱くなったり。晴れていればラチ沿いが人でぎっしり埋まりますが、こんな天気なのでスタンドから見ている人が多かった。自分もtwitterの競馬クラスタの方々とスタンドで観戦。合羽を着てラチ沿いに突撃する撮影班に敬礼であります。
一気に飛んでダービー発走直前。10分後、ここを一番に通過した馬が世代の頂点に立ちます。
出走各馬がゲート裏に集まり、スターターが台上へ。ファンファーレがなりテンションが一気に上がる。善臣たのむぞー!!
スタート、まずスタンド前で先手をとったのはオールアズワン。二番手は8枠3頭とショウナンパルフェの外枠勢が付け、オルフェーヴルはいつものように後方。不良馬場で1000m通過は62秒4。淡々とレースが進み、最後の直線。外でナカヤマナイトが伸びようとするところをオルフェーヴルが割って入り、さらにウインバリアシオンも飛んできた…
今年のダービー馬が決まった瞬間。そこにいたのはオルフェーヴル。
2着ウインバリアシオンに1・3/4馬身、そこから7馬身後ろに3着ベルシャザール。馬場を苦にせぬ快勝劇で、これでオルフェーヴルはメイショウサムソン以来の二冠達成。池添騎手もダービー初制覇。おめでとう。
レース後引き上げてくる各馬。デットーリ騎乗のデボネア(11番)は12着。馬体が成長途上であること、緩い馬場が合わなかったとコメント。ナカヤマナイト5着、サダムパテック7着。
そしてオルフェーヴルのウイニングラン。皐月賞では自粛していたため、今回が初めてのウイニングラン。
東京優駿の刺繍がされた馬服を着せられたオルフェーヴル。これで2008年生まれの競走馬の頂点に立ったわけですが、今後は三冠をかけた菊花賞、そしてその後は古馬との戦いが待ってます。果たして、ディープインパクト以来の三冠馬になるのか、それとも他馬の逆転があるのか、今年のクラシック戦線は例年以上に目が離せません。
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