モーリス引退式レポ 寒空の下で感じた温かさ
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2017年1月15日、モーリスの引退式(&京成杯)を見るために中山競馬場へやってきました。
降雪の影響で中止となった中京・京都とは正反対の晴天。写真からはさぞ穏やかな冬晴れの中の開催に見えるかもしれないが、スタンドの外は強風がビュービュー吹き荒れる。寒い。寒すぎる。
京成杯でフトコロまで冷え切ったところで、モーリスの引退式がスタート。
本日の引退式の司会であるスクリーンヒーロー愛あふれる砂岡春奈姉貴が見守る中、モーリスがパドックへ入場。
モーリスを見るのは国内ラストランの天皇賞・秋以来、2ヶ月半ぶり。ややテンションが高い様子。ここでモーリスの軌跡を振り返る映像が始まるが、流れる映像は関東転厩後のレースのみだったことに触れてはいけない(戒め。
続いてモーリスに騎乗した騎手からのコメント紹介。川田騎手からのメッセージ(砂岡さん代読)に続き、モレイラ騎手・ムーア騎手のビデオメッセージが流れる。当日はモーリスに騎乗しダービー卿チャレンジトロフィーを制した戸崎騎手が中山で騎乗していたが、引退式には登場せず。
映像が終わると、抽選で選ばれた参加者と記念撮影。
撮影後、堀宣行調教師の手招きでモーリスの顔をなでなで。この光景は新鮮。堀師も終始ニコニコ。
人参入りの花カゴが届けられ、吉田和美オーナーから人参の手渡し……を待たずに花ごと食う勢いのモーリス。見える、食いしん坊祖父の幻影が見える……。
改めて人参を手渡しされモグモグパクパク…
(あっ、もう一組残ってた……)ペッ!
慌てて人参を吐き捨てるちょいワルシーンを披露。
撮影会が終わり、最後のパドック周回。日が落ちて僅かに照明が当たる暗いパドックを歩く姿を見ると、2013年11月、今にも雨が降り出しそうな暗い空の下でモーリスを見た京王杯2歳ステークスのパドック周回を思い出す。当時はただの早熟馬で終わってしまうのではないかという不安が大きかった。しかしその後GIを勝ち、年度代表馬にまで成長するとは……この馬の成長力には驚かされるばかり。
堀調教師・吉田オーナーからのメッセージはまたしても砂岡さん代読。この日一番パドックがざわざわした瞬間。「堀師そこにいるのに」って言っちゃダメだ。
パドックから退場するモーリス。ありがとう、お疲れさまでした。
ファンと近い距離で行われた今回の引退式、モーリスや関係者の様々な表情・仕草を見られて、寒空の下で心が温まるひとときでした。
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